本書では、新会員をはじめ、教学研さんに励む友に向けて、池田先生が”信心の骨格”となる仏法の法理や実践について講義された本書。
「大白蓮華」の連載「世界を照らす太陽の仏法<敬愛する新会員の宝友へ>」を再編集し、「師弟の宗教」「自他共の幸福願う宗教」など、5つの章で構成。それぞれに御文、現代語訳、池田先生の講義を収録。
先生は語る。「幸福と智慧の大道ー日蓮仏法は、一人一人の人生を豊かにするとともに、万人の境涯を高め、調和と共生の社会を築きゆく宗教です」と。先生は題目を唱え、広布に生きる一人一人は、皆がその姿形を改めず、ありのままで「生命の宝塔」と輝くことができると強調。ここに日蓮大聖人の仏法が、一切の差異を超えた世界宗教たるゆえんがあると述べる。そして、繕ったり、見えを張る必要はなく、悩んでいるその姿のままで信心に励むよう呼び掛け、「何があっても信心を貫き、断じて負けない生き方が、そのまま勝利の証であり、法華経の証明となる」と訴える。
新入会の方をはじめ、教学研鑽の書として最適です。
●著者/池田大作
●出版社/聖教新聞社
●発行年月日/2020年08月27日
●ISBN/9784412016699
●サイズ/B6判・並製
●ページ数/128
目次
師弟の宗教ーともに誓願に立ち、共々に希望の大道を
自他共の幸福願う宗教ー万人尊敬の対話に歓喜の劇
人間を強く賢くする宗教ー 一人立つ勇者の信仰
世界を結ぶ宗教ー「善知識(ぜんちしき)」の励ましの連帯
創価の宗教改革ー地球に広がる人間主義の光彩