「国家のための教育」から「人間のための教育」へ――。 その変革の突破口となるのが「創価教育」である。
牧口氏の実践から生み出された創価教育学は、日本のきょいく市場においてきわめて重要な教育遺産である。(中略)その精神が途切れることも、変更・歪曲されることもなく、現在まで脈々と政党に継承されている点が、わが国の教育史上の財産である。(本書第2章より)
はじめに 今、なぜ創価教育か
第1章 牧口常三郎初代会長と「創価教育学体系」
第2章 新時代を拓く創価教育ー三代にわたる精神の継承ー
第3章 池田大作第三代会長と創価教育の確立
第4章 現代に広がる創価教育の実践記録運動
第5章 人間主義の教育への改革をめざして
●出版社/ 第三文明社
●著者/ 渡邊 弘(作新学院大学学長)
●発行年月日/ 2021年6月11日
●ISBN/ 9784476033946
渡邊弘(わたなべ・ひろし)
1955年、栃木県生まれ。慶應義塾大学文学部卒、同大学院社会科学研究科教育学専攻博士課程中退。博士(教育学)。宇都宮大学教育学部教授(学部長・研究科長、附属小学校長兼務)等を経て、2017年、作新学院大学学長・作新学院大学女子短期大学部学長。学校法人ねむの木学園理事。著書に『人間教育のすすめ』(東洋館出版社)、『一茶とその人生』(NHK出版)などがある。
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