中国でなぜ、「池田思想」の研究が進んでいるのかーー。創価大学の教員として20年以上にわたり学術分野で中国と日本の友好交流に尽力してきた著者が、その真実の姿をつづります。
著者は名門・復旦大学の学生時代、創価大学創立者の池田大作名誉会長と出会いを結ぶ。その後20 年以上にわたり創大教員として、中国の各学術機関との“懸け橋”として活躍してきた。「池田思想」研究の進展ぶりを伝える一書である。中国が池田名誉会長に贈った127の「名誉学術称号」と、44の「池田大作研究」機関の一覧を所載。
●著者/汪鴻祥
●出版社/鳳書院
●発行年月日/2021年9月15日
●ISBN/9784871222006
●サイズ/四六判 (約 縦195×横135× 厚さ20mm)
●ページ数/228
【目次】
序章 中国で「池田思想」が尊重される理由(経済大国となった中国;中国の内政課題 ほか)
第1章 中国における「池田思想」研究の発展(北京大学のシンポジウム;華中師範大学のシンポジウム ほか)
第2章 創価大学と中国学術機関の交流(上海杉達学院の名誉教授授与式;創価大学北京事務所の開所 ほか)
第3章 日中友好の“金の橋”(中国の国家指導者たちとの友誼;民間交流の柱は「教育、文化、青少年」 ほか)
第4章 創価大学と私(文化大革命に翻弄された時代;池田先生の存在を知る ほか)
汪鴻祥 (オウコウショウ) (著/文)
汪鴻祥(おう・こうしょう Wang hongxiang) 1953年8月、中国・上海生まれ。中国・復旦大学国際政治学部卒業、博士課程中退。復旦大学専任講師、東京大学法学部客員研究員、創価大学教授を経て、現在、創価大学客員教授。専門は、国際政治学、東アジア政治、日中関係。著書に『戦後国際関係史綱』(共著、世界知識出版社、1989年)、『変貌する現代中国』(共著、白帝社、2004年)など。
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