2021年11月18日発刊の新版御書のページ数を新たに掲載!
池田華陽会御書30編を収録した、教学研鑽に最適な一書。
要文100選を収録する。
「人間の究極の偉さは、いかなる法を持ち、いかなる哲学を学び、実践し抜いたかで決まる。『世界一の生命哲学』を持った皆さん方は、『世界一の充実した高貴な青春』を、そして『世界一の価値ある勝利の人生』を歩みゆく方々なのである」
―――池田名誉会長(「華陽の誓い」より)
●著者/ 創価学会女子部
●出版社/ 聖教新聞社
●発行年月日/ 2023年05月18日
●ISBN/ 9784412016972
●サイズ/B6判・並製
●ページ数/280
【目次】
立正安国論
一凶を打ち破る 1 しかず、彼の万祈を~一凶を禁ぜんには。
仏法を持ち続ける誇り 2 蒼蠅、驥尾に附して~哀惜を起こさざらんや。
蘭室の友 3 悦ばしいかな~麻畝の性と成る。
立正安国 4 汝、すべからく一身の安堵を~禱るべきものか。
平和の構築 5 汝、早く信仰の寸心を~これ禅定ならん。
折伏への挑戦 6 ただ我が信ずる~誡めんのみ。
開目抄
不退転 7 法華経は一句一偈も~退転せじと願じぬ。
忍難と慈悲 8 日蓮が法華経の智解は~いだきぬべし。
竜女の成仏 9 竜女が成仏~ふみあけたるなるべし。
幸福の因果 10 心地観経に云わく~現在の因を見よ」等云々。
誓願 11 詮ずるところは~身命を期とせん。
御本仏の大願 12 我日本の柱とならん~願いやぶるべからず。
師弟共戦 13 我ならびに我が弟子~わするるなるべし。
観心本尊抄
十界互具 14 十界互具、これを立つる~これを用いる。
受持即観心 15 釈尊の因行果徳~譲り与えたもう。
社会を照らす仏宝 16 天晴れぬれば~世法を得べきか。
民衆のための御本尊 17 一念三千を識らざる者~懸けしめたもう。
撰時抄
精神界の王者 18 王地に生まれたれば~たてまつるべからず。
広宣流布の方程式 19 衆流あつまりて~もとむることなかれ。
不惜身命の弟子に 20 されば我が弟子等~仏法を心みよ。
報恩抄
恩に報いる 21 仏教をならわん者~叶うべきか。
末法万年の礎 22 日蓮が慈悲曠大ならば~末法の一時に劣るか。
弟子の勝利が師の勝利 23 日本国は一同の~御身にあつまるべし。
一生成仏抄
妙法は自身の胸中に 24 ただし、妙法蓮華経~妙法にあらず、麤法なり。
すべてが功徳善根に 25 仏の名を唱え~信心を取るべきなり。
依正不二 26 「衆生の心けがるれば~仏と名づけたり。
日々生命を磨く 27 譬えば、闇鏡も~みがくとはいうなり。
如説修行抄
弟子の覚悟 28 真実の法華経の~信心を破りぬ。
平和と幸福の社会へ 29 万民一同に~べからざるものなり。
師の説の如く 30 詮ずるところ~まぼるべきなり。
顕仏未来記
仏法西還 31 月は西より出でて~東より西に往く。
信心の継承 32 伝持の人無ければ~帯持せるがごとし。
御本仏の大境涯 33 幸いなるかな~この大善を進らせん。
種々御振舞御書
師弟不二の実践 34 わとうども二陣三陣つづきて~申しふくめぬ。
目の前の壁に挑む 35 一丈のほりを~こうべきか。
強敵こそ善知識 36 釈迦如来の御ため~よくなしけるなり。
佐渡御書
最高の生き方 37 世間の浅きことには~人もなかるべし。
師子王の心で戦い抜く 38 強敵を伏して~例せば日蓮がごとし。
師子身中の虫 39 外道・悪人は~親しみより破るべし。
生命の鍛錬 40 鉄は炎い打てば~脱れんずるなるべし。
信念と正義の大道を 41 「日蓮御房は師匠にて~わらうなるべし。
可延定業書
生命の尊さ 42 命と申す物は~金にもすぎたり。
健康第一の人生を 43 命は三千にもすぎて候~あらおしの命や。
転重軽受法門
転重軽受 44 先業の重き~益をうること候。
不軽菩薩の実践 45 不軽菩薩の悪口・罵詈せられ~みえはんべり。
曾谷殿御返事(成仏用心抄)
自分らしく輝く 46 仏になる道は~姿を云うなり。
謗法を責め抜く 47 謗法を責めずして~失えるが故に」はこれなり。
不屈の精神 48 この法門を日蓮申す~衆生は田のごとくなり。
兄弟抄
師と出会えた喜び 49 この経を経のごとくに~あいがたし。
本物の信心 50 この度こそ~せめ給うこともやあるらん。
真の孝養 51 一切はおやに~孝養の本にて候か。
勝利の物語をつづる 52 未来までの~これにすぎ候べき。
三障四魔との戦い 53 この法門を申す~修することを妨ぐ」等云々。
心の師 54 「心の師とはなるとも~さばくらせ給うべし。
崇峻天皇御書(三種財宝御書)
価値ある人生 55 人身は受けがたし~あげんことこそ大切なれ。
心の財 56 「中務三郎左衛門尉は~つませ給うべし。
人の振る舞い 57 一代の肝心は~はかなきを畜という。
聖人御難事
師子王の心を取り出す 58 各各、師子王の心を~師子の吼うるなり。
日々前進 59 月々日々に~たよりをうべし。
四条金吾殿御返事(法華経兵法の事)
絶対無事故 60 前々の用心といい~存命せさせ給い
心こそ大切 61 ただ心こそ大切なれ~いだし給うべし。
法華経の兵法 62 なにの兵法よりも~叶うべからず候。
経王殿御返事
全力を尽くす 63 師子王は、前三後一~の力」とは、これなり。
病気に負けない 64 この曼荼羅~さわりをなすべきや。
勇気の信心 65 ただし御信心によるべし~かなぼうたるべし。
御本仏の大生命 66 日蓮がたましいを~すぎたるはなし。
一切を功徳に変える 67 わざわいも転じて~疑いなからん。
乙御前御消息
リーダーの一念 68 軍には大将軍を~歩兵臆病なり。
諸天の守護 69 法華経は、女人の~ちかわせ給えり。
心の固き 70 されば、妙楽大師~御志あるべし。
従藍而青 71 いよいよ強盛の御志~利生もあるべきなり。
妙一尼御前御消息(冬は必ず春となるの事)
冬は必ず春となる 72 法華経を信ずる人は~とかれて候。
阿仏房御書(宝塔御書)
万人が宝塔 73 末法に入って~南無妙法蓮華経なり。
宝塔と輝く 74 阿仏房さながら~かざりたる宝塔なり。
千日尼御前御返事(雷門鼓御書)
妙の一字の功徳 75 法華経を供養する人は~生じ給える故なり。
法華経を持つ女人 76 一の師子に百子あり~恐るることなし。
師弟の絆 77 天月は四万由旬~心こそ大切に候え。
生死一大事血脈抄
生死一大事の血脈 78 久遠実成の釈尊と~持つとは、これなり。
団結の力 79 総じて、日蓮が~大願も叶うべきものか。
民衆救済の心 80 日本国の一切衆生に~継がしめん。
師弟の宿縁 81 過去の宿縁追い来って~ 虚事候わじ。
信心の血脈 82 相構えて相構えて~持つとも無益なり。
諸法実相抄
日蓮と同意 83 いかにも、今度~あに疑わんや。
地涌の菩薩の題目 84 末法にして~唱えがたき題目なり。
地涌の義 85 日蓮一人はじめは~まかせ給うべし。
慈悲の涙 86 現在の大難を~なみだとも云いつべし。
行学の二道 87 行学の二道を~かたらせ給うべし。
上野殿後家尼御返事
生も歓喜 死も歓喜 88 いきておわしき時は~法門これなり。
地獄即寂光 89 夫れ、浄土というも~さとり候ぞ。
いよいよの信心 90 法華経の法門を~あおきがごとし。
上野殿御返事(竜門御書)
大願を起こせ 91 願わくは、我が弟子等~うずむとおもえ。
法華証明抄
逆縁の衆生を救う 92 天台の御釈に云わく~ことわられて候。
弟子を思う慈愛 93 鬼神めらめ~大苦をぬくべきか。
減劫御書
社会と仏法 94 智者とは、世間の~智者とは申すなり。
大悪を大善に 95 大悪は大善の~よも疑い候わじ。
異体同心事
異体同心 96 異体同心なれば~諸事叶うことなし
信心の団結 97 日本国の人々は~一善にかつことなし。
日女御前御返事(御本尊相貌抄)
法華弘通の旗印 98 ここに日蓮、いかなる~顕し奉るなり。
尊極の仏の当体 99 この御本尊全く余所に~都とは申すなり。
仏法の根本は「信」 100 南無妙法蓮華経とばかり~信をもって源とす。
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