新版御書に合わせた第2版です。
御書発刊65周年記念として発刊された教学研鑽シリーズです。
日蓮大聖人の民衆救済の闘争は「立正安国論に始まり、立正安国論に終わる」。
生命尊厳の思想に基づき、人類の幸福と世界の平和実現の原理を明かした重書であり、 大聖人が御生涯の最後に講義されたのも「立正安国論」である。
創価学会教学部編による教学研鑽シリーズ第2弾。
「立正安国論」(全文)の御文・通解・語訳・解説とともに、池田大作先生の講義・指針(抜粋)を収録。
●著者/創価学会教学部
●出版社/聖教新聞社
●ISBN/9784412016996
●サイズ/四六判・並製
●ページ数/248
【目次】
本抄の背景・大意
第1段 災難の根本原因を明かす
第1章 災難の由来を質問する
第2章 災難の根本原因を明かす
第2段 災難の由来を説く経文を引く
第3章 災難の由来を説く経文を尋ねる
第4章 経文(1) 金光明経
第5章 経文(2) 大集経
第6章 経文(3) 仁王経
第7章 薬師経の七難を示す
第8章 仁王経の七難を示す
第9章 大集経の三災を挙げる
第10章 四経の文により災難の由来を結論する
第3段 謗法が亡国の原因であることを明かす
第11章 仏法が栄えていることから反論する
第12章 世の中の人々が法の正邪を知らないことを示す
第13章 仁王経などによって悪侶を明かす
第14章 法華経を引いて悪侶を明かす
第15章 涅槃経を引いて悪侶を明かす
第4段 謗法の元凶を明かす
第16章 謗法の人・法を尋ねる
第17章 法然の邪義、『選択集』を示す
第18章 法然の謗法を糾弾する
第19章 『選択集』が謗法であると結論する
第5段 中国・日本の例を挙げて念仏が亡国の原因と示す
第20章 法然の邪義に執着する旅人
第21章 道理によって法然の邪義を打ち破る
第22章 中国における亡国の先例を挙げる
第23章 日本における亡国の例を挙げる
第6段 念仏禁止の進言の先例を挙げる
第24章 法然の謗法を弁護する
第25章 仏法の衰微を嘆く
第26章 謗法呵責の精神を説く
第27章 法然らが上奏によって流罪されたことを示す
第7段 仏の命令を示して謗法の断絶を勧める
第28章 災難を対治する方法を尋ねる
第29章 天下安穏の原理を説(と)く
第30章 涅槃経を引いて謗法への呵責を説く
第31章 仙予国王による謗法の断絶を示す
第32章 仏法の守護を付嘱する経文を挙げる
第33章 正法を護持する方軌を示す
第34章 有徳王・覚徳比丘の先例
第35章 謗法は無間地獄に堕ちるという経文を挙げる
第36章 経文によって謗法を対治し罰することを結論する
第37章 国中の謗法を断ずべきことを結論する
第8段 謗法への布施を止めることを説く
第38章 経文のように斬罪に処すべきかどうかを尋ねる
第39章 僧尼を殺害する罪を挙げて尋ねる
第40章 謗法への布施を止める意味を説く
第9段 二難を予言し立正安国を論ずる
第41章 正法・正師に帰依することを願う
第42章 二難を予期し謗法の対治を促す
第43章 重ねて謗法の果報を示す
第44章 仁王経によって謗法の果報を示す
第45章 念仏は無間地獄に堕ちるとの経文を挙げる
第46章 結論として立正安国を論ずる
第10段 領解して立正安国を誓う
第47章 客「私も共に戦おう」
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