池田名誉会長の『開目抄講義』上巻が完成した。
これは「大白蓮華」に連載された「開目抄講義」の待望の単行本化である。同講義の連載開始にあたり、名誉会長は綴っている。
「日蓮(にちれん)仏法の精髄と、その正統教団である創価学会の正義を語っておきたい。そして、創価学会の魂の根幹を残していきたい」と。
佐渡流罪(さどるざい)という大難の渦中において「開目抄」等の重書を御執筆され、「民衆救済、人類救済のための楔」を打たれた日蓮大聖人。その不惜身命(ふしゃくしんみょう)の実践の魂が、「主師親の三徳(しゅししんのさんとく)」「本因本果(ほんいんほんが)」「誓願」「法華経の行者(ほけきょうのぎょうじゃ)」などの多彩なテーマに基づき、名誉会長によって縦横無尽に語られている。
【目次】
第1回 「開目」-大聖人に目を開け 民衆に目を開け
第2回 主師親の三徳-忍難と慈悲で民衆仏法を開く
第3回 文底(もんてい)-全人類救う凡夫成仏(ぼんぷじょうぶつ)の大法
第4回 本因本果-信心で開く永遠の仏界・無限の菩薩行
第5回 五重の相対(ごじゅうのそうたい)-生命の因果と人生の根本指標
第6回 誓願-大難を越える生命奥底の力
第7回 法華経の行者-忍難と慈悲に勝れる正法の実践者
第8回 法華の深恩-成仏の大法弘める法華経の行者を守れ!
第9回 六難九易(ろくなんくい)-浅きを去って深きに就くは丈夫の心なり
第10回 提婆品(だいばほん)の二箇の諫暁(にかのかんぎょう)-変毒為薬(へんどく