●著者/ 池田大作
●出版社/ 聖教新聞社
●ISBN/9784412013391
●サイズ/四六判・上製
●発売日/2006年8月24日
池田名誉会長の『開目抄講義』下巻である。
これは「大白蓮華」に連載された「開目抄講義」の単行本化である。
「開目抄」の御文を拝しつつ、「三類の強敵(さんるいのごうてき)」「なぜ大難に遭うのか」「末法下種(まっぽうげしゅ)の主師親(しゅししん)」といったテーマで、縦横に講義を展開。
「転重軽受(てんじゅうきょうじゅ)――全人類救う宿命転換(しゅくめいてんかん)の仏法」の章で、名誉会長は語る。
「宿業(しゅくごう)の苦しみは断じて消える! 不幸の闇を払い、勝利の太陽が昇る! これが日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)の大確信であられます。まさに、宿命転換の仏法とは、希望の宗教であり、幸福革命の宗教の異名に他なりません」
苦悩に沈む一人の人間に、そしてまた、未来の困難を前に立ちすくむ人類に、大いなる希望の光明を指し示す一書である。
【目次】
第11回 三類の強敵(上)-元品の無明(がんぽんのむみょう)から現れる迫害の構造
第12回 三類の強敵(下)-迫害の元凶・僭聖増上慢(せんしょうぞうじょうまん)を見破れ
第13回 なぜ大難に遭うのか-根源悪「謗法(ほうぼう)」と戦う法華経(ほけきょう)の行者
第14回 我日本の柱とならむ-一人立て! 不二の誓願に生きよ!
第15回 転重軽受-全人類救う宿命転換の仏法
第16回 我並びに我が弟子-「まことの時」に戦う人が仏に
第17回 折伏(しゃくぶく)-善を広げ悪を責める大慈悲の師子吼(ししく)
第18回 末法下種の主師親(上)-濁世(じょくせ)に慈悲の薫風を
第19回 末法下種の主師親(下)-人間革命の宗教の確立
第20回 生死不二の大功徳(だいくどく)-戦う人生に大いなる歓喜あり