【特別寄稿】
公正な不戦世界を目指して――ガンジーにみる非暴力と不殺生のグローバルな変革
ニーラカンタ・ラダクリシュナン(ガンジー研究評議会議長)
訳・山岸伸夫(東洋哲学研究所委嘱研究員
地球を守り平和的共生をめざす――人新世はなぜ重要か
サティーシュ・M・クマール(東洋哲学研究所海外研究員、ベルファスト大学教授)
訳・清水光子(東洋哲学研究所出版事業部)
【「文明論」レクチャーより】
人類文明と覇権主義――世界を見つめ歴史を綴る――
服部英二(元ユネスコ事務局長顧問、麗澤大学国際研究所研究員、日本比較文明学会名誉理事)
【第 37 回学術大会シンポジウムより】
国際公共財としての国際法と宗教――ロシアのウクライナ侵略への諸国家の対応とビーグル海峡危
機におけるローマ教皇庁の仲介をめぐって
中谷和弘(東京大学大学院教授)
二十一世紀の戦争、平和、尊厳
峯陽一(同志社大学教授)
「戦争」を乗り越える人間の創造性――池田SGI会長の平和提言に学ぶ――
玉井秀樹(創価大学平和問題研究所所長、創価大学教授、東洋哲学研究所委嘱研究員)
幸福平和学の試み――戦争に抗う福祉的安全保障――
岩木秀樹(東洋哲学研究所研究員、創価大学非常勤講師)
パネルディスカッションおよび質疑応答
【◎コラム シルクロード(絲綢之路)(4)】
イスタンブル
大村次郷(写真家)
【◎激動の時代を生きた人と思想(2)――ハンナ・アーレント――】
権力・権威・憲法――アーレント『革命論』を現代日本で読む
森一郎(東北大学教授)
【◎特別てい談】
東洋哲学の現在――始原とは何か
斎藤慶典(慶應義塾大学教授)
安藤礼二(多摩美術大学教授)
山崎達也(東洋哲学研究所主任研究員、創価大学非常勤講師)
【◎寄稿】
イスラームにおける災害の捉え方――2023 年トルコ・シリア大地震をめぐる世論と宗教者の活動
ダヌシュマン・イドリス(立命館大学准教授)
【◎研究覚え書き】
最高裁の「違憲判決」
山田隆司(創価大学教授)