人類は、平和への確かな道を、いまだに暗中模索するしかない。だからこそ、自分も他者も共に「幸福」を目指してゆく、麗しき女性の連帯が、ますます重要になっているのではないだろうか。
『幸福抄』という題名には「21世紀を、どの世紀よりも多くの幸福の花々が薫る平和の世紀に!」との祈りがこめられている。思索と行動を重ねてきた著者が女性に贈る、信念とあたたかさに満ちた6篇の詩と30の随想集。
母から娘、そしてその子に伝えたい。
●著者/池田大作
●出版社/主婦と生活社
●発行年月日/2003年11月18日
●ISBN/ 9784391128758
●サイズ/四六判
●ページ数/262
【目次】
第1章 青春
〈詩〉 本当の美しさ 絶対的幸福 戦う青春 恋愛について
第2章 夫婦
〈詩〉 妻の幸福 よきパートナー ともに向上 純粋な生き方
第3章 親子
〈詩〉 子どもへの愛 教育する姿勢 信じ合える親子 子どもに与えたいもの 育てたい「大いなる未完成」
第4章 家族
〈詩〉 母親の使命 父親のあり方 親が子どもに残すべきもの 大切にしたい「風の心」 嫁と姑の協和音
第5章 生き方
〈詩〉 人間として生きる 創造的生き方 詩の心をもって 楽観的生き方のすすめ 熟年の過ごし方 老いの迎え方 死をどう考えるか
第6章 社会
〈詩〉 社会活動の第一歩 人のために尽くす いのちについて 思いやりと介護 国際人の条件