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【予約販売】新・人間革命 第26巻

 

【予約販売】新・人間革命 第26巻


【目次】厚田/法旗/勇将/奮迅   (聖教ワイド文庫もあります)

 

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戸田城聖の後を継ぎ、創価学会第三代会長となった山本伸一の峻厳な「弟子の道」が綴られている。日蓮大聖人の仏法のヒューマニズムの光をかかげて、世界を舞台に繰り広げられる民衆凱歌の大河小説。
(聖教ワイド文庫もあります)
 
●著者/池田大作
 
●出版社/聖教新聞社
 
●発行年月日/2014年11月18日
 
●ISBN/9784412015494
●サイズ/四六判・上製
●ページ数/430
 
 
【目次】
厚田/法旗/勇将/奮迅
 
【各章の概要】
【「厚田」の章】
 「広布旅 師弟不二なり 三世まで」――1977年(昭和52年)9月30日、山本伸一は、恩師・戸田城聖の故郷である北海道・厚田村に完成した戸田記念墓地公園を訪問。恩師を永遠に顕彰し、その精神をとどめる「記念の城」を、この地に築こうとの伸一の思いが、遂に結実したのである。創価学会初の墓地公園である墓園は、「恒久性」「平等性」「明るさ」を基本理念に、日蓮仏法の生命観が表現されていた。
その夜、伸一は、妻の峯子、子息の正弘と共に恩師ゆかりの戸田旅館を訪れ、さらに、戸田から世界広宣流布を託された思い出の浜辺に立つ。翌10月1日の戸田講堂の開館記念勤行会では、厚田の墓地公園は戸田の遺志を実現したものであり、永遠の広布旅、師弟旅の象徴であると、由来と意義を語る。2日の開園式では厚田を“生死不二の永遠の都”に、墓地公園を“人間蘇生の憩いの広場”にと呼びかける。3日、伸一は、北海道の広布功労者への追善法要で、「札幌・夏の陣」の共戦の友を偲びながら、「生死ともに仏なり」との、日蓮大聖人の生死観を語る。その後も、記念勤行会等に連日出席し、「人間革命」「地域友好」「信心継承」の広宣流布総仕上げの3指針を示すなど、9日に、東京へ出発する5分前まで指導を続けた。
 
【「法旗」の章】
 「教学の年」第2年となる1978年(昭和53年)の1月6日、新春本部幹部会で、広布第2章の「支部制」の実施が発表される。それまでの総ブロックを支部とし、草創期の支部のように清新な息吹で、仏法対話の輪を広げ、学会伝統の信心錬磨の組織を築き上げていくことになった。その布石として伸一は、前年から、「杉並会」「蒲田会」など、草創の12支部ごとに、代表からなるグループの結成を推進。草創期の精神と実践を後輩に示し、不撓不屈の創価の魂を伝え抜くよう、使命の自覚を促していった。
「支部制」による、新たな発展の原動力は婦人部であると考えていた伸一は、14日、第2東京本部の婦人部勤行会に出席する一方、教学部師範会議や教学部大会にも出席し、自ら教学運動の先頭に立っていった。
16日、彼は、愛媛県の松山へ。県の最高協議会や県幹部会に出席するだけでなく、青年部幹部の家族や、会館管理者とその家族を励まし、功労者宅に足を運ぶなど、黙々と学会を陰で支える友に光を当てる。18日の松山支部結成18周年記念勤行会では、参加者を玄関前で出迎えもした。その夜、地元の婦人部幹部の要請を受け、急きょ、愛媛訪問最終日の19日に、勤行会の開催を決める。自らの昼食の時間を勤行会にあてたのである。それは、幹部は会員のためにあるとの精神を行動で示すものであった。
 
【「勇将」の章】
 1月19日、伸一は、愛媛から、源平・屋島の戦いの舞台に近い香川県・庵治町の四国研修道場へ。屋島の戦いを思い、さらに、万民の平和のために立ち上がった日蓮大聖人が、竜の口の法難で「発迹顕本」されたことに思いを馳せる。そして、広布第2章の「支部制」の新出発にあたり、「創価学会の発迹顕本」といえる戦いを開始しようと心に誓う。その夜、方面・県幹部との懇談会では、“会合での指導と個人指導の比率は2対8を目標に”等と指導する。
20日には、香川県婦人部総会へ。21日には、新支部体制発足後、初となる四国研修道場での1月度本部幹部会に出席。席上、支部長・婦人部長の代表が抱負を語る。登壇した支部長は、ハンセン病治療に情熱を燃やす青年医師であった。伸一は、幹部の最も大事な信心の基本姿勢は、同志を大切にし、一人のために尽くし抜くことであると力説する。22日、自由に参加することができる勤行指導会を開催し、集った同志に渾身の激励を重ねる。その後、視察に向かった高松講堂の建設予定地では、寒風のなかで待っていた人たちを抱きかかえるように励ます。
 1月 25日、奈良支部結成17周年記念幹部会が、完成したばかりの明日香文化会館で行われる。席上、花束を贈られた草創の奈良支部の初代支部長・婦人部長夫妻には、2人で力を合わせ、烈々たる確信で夫の病を克服し、無理解の罵倒にも屈せず、弘教に走り抜いてきた体験があった。伸一は、一切の学会活動は「折伏精神」を根本としていることを述べ、わが生命に「信心の王城」を築くことが、新会館に魂を打ち込むことになると訴える。
 
【「奮迅」の章】
 東京に戻った伸一は、1月27日、全国で行われる支部結成大会の冒頭を飾る、東京・杉並区の方南支部結成大会に出席。彼は、支部組織の意義に言及し、「支部は地域における学会本部」と語り、地域を「幸せの花園に」と念願する。
 「支部制」が敷かれて1カ月となる、2月18日、東京・立川文化会館で行われた本部幹部会で会場を沸かせたのは、自ら率先して仏法対話を実らせた、目黒の支部婦人部長の活動報告であった。19日には、伸一は同会館に集った信越男子部の代表に、ホイットマンの詩の「さあ、出発しよう! 悪戦苦闘をつき抜けて! …………」との一節を引いて、今、立ち上がることの大切さを指導する。
 「支部制」が軌道に乗り始めたことを確認した伸一は、次に、最前線組織であるブロックの強化に力を注ぐ重要性を痛感し、埼玉県婦人部のブロック幹部の集いに出席することから始めようと決意する。その会合前夜、学会の首脳幹部との懇談で、伸一は、若き日に通い続けた川越地区での御書講義について述懐し、真剣勝負の行動の大切さを力説する。
伸一の奮闘によって、「支部制」に魂が打ち込まれ、組織の隅々まで、新生の息吹があふれていった。3月の半ば、彼は首脳幹部に、油断を排し、「日々挑戦を」と訴える。
学会は、宗門の悪侶らの誹謗中傷という、猛り立つ波浪のなかを進んでいたのである。

 



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